ソファを置かず、LDKをのびのび使う暮らし。2年住んで「やっぱり楽しい~」
リビングにソファを置くという常識。家づくりに際に、一度見直してみるのもありです。2年前に平屋の家を建てた日刊住まいライターは、あえてソファのない暮らしを選択。広々としたリビングで、自由気ままな時間を楽しんでいます。ぶつかるものがないので、子どもが転んでも安心。ジャマするものがないから掃除がラク。詳しくレポートします。
約29畳のLDKの中心はダイニングテーブル
筆者は、夫婦ふたり+子ども4人の6人家族です。約2年前に延床面積46.7坪(約154㎡)の平屋の家を建てました。 わが家のLDKは、約29畳ある広々とした空間です。そのうち、半分以上を占めているのがダイニング。大人が6人ゆったり座れる、210×85cmの大きなダイニングテーブルが中心となっています。 リビングとして使用しているスペースは、6~7畳分程度。「ソファを置き、ラグを敷いて、くつろげる空間を」と考えたこともありました。しかし、実際にソファを探しに家具屋を巡っていると「ソファを置くとリビングが狭くなってしまうのでは」と考え、思い直したのです。
あえてリビングには家具を置かずすっきりと
現在のわが家のリビングの壁際には、造作のテレビボードがあります。ソファや置き家具は、まったくありません。それでも生活していて困ることはなし。むしろ子どもたちが自由に過ごせる空間になっています。 毎日、このスペースで、2歳、4歳、7歳、10歳の子どもが、走り回って遊びます。それでも、ソファや置き家具がないので、転んだりぶつけたりしてケガをすることはありません。 子どもたちが集まったときは、折り畳み式のテーブルを出して広げることもあります。お絵かきをしたいときは、紙やクレヨンなどをそのまま床に。みんなのびのびと楽しんでいます。このように臨機応変に対応できるのも、いい点だと思っています。 ラグもないので、掃除機をあてるのもラク。子どもがなにか敷いて寝転がりたいときは、各自お気に入りのブランケット(汚れても簡単に洗濯できるもの)などを持ってきます。