ロッテ・国吉佑樹、2000万円増の年俸7000万円で契約更改 古巣・DeNAの日本一に「すごい刺激。次は僕たちも」
ロッテ・国吉佑樹投手(33)が24日、ZOZOマリンスタジアムで契約交渉に臨み、2000万円アップの推定年俸7000万円でサインした。 「成績は本当にシーズン前から思っていた以上の成績が残っていた。言うことはないですけど、もう終わったこと。来季に向けてしっかりやっていかないとな、という気持ちでいます」 今季は2021年途中にDeNAから加入してから最多となる41試合に登板し、3勝1敗10ホールド1セーブ、防御率1・51。5月下旬から9月にかけては球団新記録となる24試合連続無失点を樹立するなど安定感抜群の投球をみせた。 その要因として試合前の調整を確立したことを挙げた。「自分のやることをしっかり決めて、それを目的を持って一日一日過ごしてこられた。試合前のウオーミングアップだったりで、自分の中での決めごとがあって、体操とかをこなしていました。体操も4種類くらいパターンがあって、1週間の中でバランス良くこなしていくっていうサイクルでした」と明かした。 今シーズンは古巣のDeNAがリーグ3位から日本一を達成した。「やっぱり元いたチームですし、同じ3位から日本シリーズまで上がって日本一をつかみ取った。すごく刺激された部分もありますし、応援してみてましたけど、こうやって日本一になって次は僕たちもという気持ちにさらになりました」と目を熱くした。 来季で16年目。国吉は「まだ優勝の経験がないので、個人的にも優勝を経験したい。それを目指して頑張りたい。個人の数字よりもやっぱりチームの順位っていうのを意識してやりたい」と闘志を燃やした。