エビアン選手権以来の60台 西村優菜は久しぶりの好スコアに「まずはホッとしています」
<ウォルマートNWアーカンソー選手権 初日◇27日◇ピナクルCC(米アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71> 西村優菜の“ゴイゴイスー”【写真】 米国女子ツアーの3日間大会の初日が終了。西村優菜は4アンダー・14位タイと好スタートを切った。 1番からスタートし、前半は3バーディ、ノーボギーでスコアを伸ばしていった。後半は12番で距離のあるバーディパットを決めると、13番でも1つ伸ばした。17番パー3ではアプローチを寄せきれず唯一のボギーとするも、5バーディ・1ボギーの「67」とスコアをまとめた。 7月の「Danaオープン」から6試合連続予選落ちと苦しい時期を過ごしていたなかで、「アムンディ・エビアン選手権」の最終日以来となる60台のラウンド。大会を中継するWOWOWのインタビューに応じた西村は「ひさしぶりに60台で回ることができたのかなと思うので、まずはホッとしています」と納得の表情を見せた。 初日を振り返り好スコアの要因は、『28』にまとめたパッティングにあったと捉えている。「練習ラウンドのときに少しアライメントが悪くて、そこを集中して練習していたんですけど、今日もそのアライメントを意識しながらラウンドして、いい回転でいいタッチで打てていたので、パッティングに関してはほぼほぼ完璧だったのではないかなと思います」 さらにショットに関しても「自分の100%と比べると、30~40%ぐらいができなかったんですけど、いつも以上に気持ちよく振れたホールは数ホールあったので、その感覚は忘れないようにしたいなと思います」と上向きつつある。 最後に「やっぱりしっかり予選通過したいですし、パッティングのフィーリングはよかったので、あしたも引き続きいいストロークで打って、60台目指してまた頑張りたいなと思います」と2日目に向けて意気込みを述べた西村。昨年大会では、3位フィニッシュを果たし今季のシード権獲得を当確させている思い入れのある地で、自信を取り戻す好発進となった。