ドウデュース、出走取り消し 有馬記念、連覇目指すも跛行で
日本中央競馬会(JRA)は20日、G1.5勝のドウデュース(5歳牡馬、友道康夫厩舎)が右前肢跛行のため、22日に中山競馬場で開催されるグランプリ、有馬記念(G1)への出走を取り消したと発表した。このレースを最後に引退することが決まっていた。 レース終了後の引退式は中止となった。競走馬登録抹消後は、北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定。 昨年の有馬記念を制したドウデュースは今秋以降、天皇賞・秋、ジャパンカップとG1を2連勝。今年の有馬記念のファン投票では史上最多の47万8415票を集めて1位となり、ラストランでも本命視されていた。武豊騎手との名コンビで知られ、2022年の日本ダービーを勝つなど4年連続G1制覇を飾った。 JRA通算13戦8勝で獲得賞金は17億5347万9千円(付加賞含む)。海外では3戦0勝で2239万6800円。