一筋じゃないのに!? クラブの“象徴”となった名手(6)永久欠番に! 30歳で代表初選出のイタリア人
下部組織からクラブ一筋で、トップチームに昇格してそのクラブでプレーを続ける選手もいれば、育ったクラブを離れて移籍先でバンディエラとして愛された選手も多く存在する。今回は、実はクラブ一筋ではない意外な経歴を持ちながら、現在や過去にバンディエラとして愛されている選手を紹介する。
●FW:セルジオ・ペリッシエール(元イタリア代表) 生年月日:1979年4月12日(44歳) 所属歴:ユースキャリア/トリノ(~99年) プロキャリア/トリノ(1996~98年)、ヴァレーゼ(1999~00年)、キエーボ(2000~19年) 期限付き移籍/SPAL(2001~02年) セルジオ・ペリッシエールは、かつてイタリア代表としてもプレーし、キエーボのバンディエラと呼ばれていたFW。実はトリノの下部組織出身であり、プロキャリアもトリノでスタートさせている。ヴァレーゼへの移籍を経て2000年にキエーボへ加入した。2019年5月に現役引退を発表し、キエーボはペリッシエールが背負っていた背番号31を永久欠番にしている。今でもクラブで語り継がれるレジェンドだ。 そんなキエーボのレジェンドはキャリア通算618試合に出場し、165得点を記録した。2008/09シーズンのセリエAで13ゴールを決め、30歳でイタリア代表に初選出。唯一の代表キャップとなった2009年6月に行われた北アイルランド代表との親善試合でゴールを奪い、イタリアのサッカーファンに衝撃を与えた。
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