街は”異様な雰囲気”に 「ポケモンGO」の大型イベントに国内外からファンが集結 経済効果は数十億円規模に!? 周遊観光にも期待
「ポケモンGO」は、GPSの位置情報を活用し、実際の街を歩きながらアイテムを集め、画面上に表われるポケモンを捕まえるスマホゲームです。 全世界にポケモントレーナーと呼ばれるファンがいて、ダウンロード数は10億を超えています。 ナイアンティック 村井説人 社長「みなさんがリアルの場所で出会う、そして新しい体験をしていただく。このようにみなさんが一堂に集まるリアルイベントは、とても貴重な場所だと考えています」 ■イベントきっかけに”旅行” 九州エリアでポケモンGOの大型イベントが開催されるのは今回が初めてで、このイベントをきっかけに初めて福岡を訪れたという人も多くいました。 東京から来た家族「福岡は初めてです。お父さんが行きたかったから。このイベントでしか取れない、かわいいピカチュウがいたりとか、めっちゃ嬉しいです」 神奈川県から来た夫婦「ついでに観光もいろいろさせてもらいます。初めての九州です。もつ鍋も食べて、『資さんうどんに行きたい』ってさっき行ってきた」 オーストラリア・東京・アメリカからの4人組「ポケモンGOで知り合った友達です。オーストラリアのシドニーから新しい友達がたくさんできるし、街を歩き回って、おいしいものも食べられるのがいい」 カナダ・トロントから来た男性「福岡は初めて。キャナルシティ博多に行って、広島にも行きたいと思っています」 メイン会場には小さな子供が塗り絵などを楽しめるキッズスペースが用意されたほか、ピカチューやヒバニーなどの人気キャラクターのポケモンと記念撮影ができるコーナーもあり、小さな子供がいる家族も楽しんでいました。 北九州市から来た子供「楽しかった」 ■周遊観光につなげる”工夫”も メイン会場以外にも福岡市内を周遊してもらおうと、博多駅から博多千年門を抜け、神社・仏閣が多く残る博多旧市街を歩くルートや、赤煉瓦文化館や貴賓館など天神のレトロな建築を巡るルートなど、市内全域に10の公式ルートが設定されました。