父親を殺害した罪…検察は懲役14年求刑 熊本地裁
熊本朝日放送
熊本県八代市の自宅で、父親を斧で切りつけ、殺害した罪に問われている男の裁判員裁判で、検察側は懲役14年を求刑しました。 起訴状によりますと、八代市坂本町の無職・志水友和被告(48)は去年9月、自宅で父親(当時73歳)の顔面などを斧で複数回切りつけ、殺害した殺人の罪に問われています。 志水被告は11日の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認め、量刑が争点になっています。 検察側は「強固な殺意に基づく執拗で残虐極まりない犯行態様である」などと指摘し懲役14年を求刑しました。 一方、弁護側は「幼少期から暴行を振るわれるなど当時の精神状態、動機にくむべき事情があり、現在は罪を償う意思がある」として、懲役7年が妥当だと主張し結審しました。 判決は14日午後3時に言い渡される予定です。