ロアッソ熊本　撮影：中地拓也

　J1昇格を目指して20チームがシノギを削るJ2リーグ。その試合前の光景への反響が止まらない。 ■【画像】「予算が少ないジュラシックワールドやん」と話題の、J2熊本の試合前に行われたピッチ上での「恐竜だらけの運動会」■ 　4勝5分8敗で17位を現時点で成績が振るわないロアッソ熊本。そんなチーム状況に勢いを与えるようなイベントが行われた。それは、5月26日に行われたJ2第17節モンテディオ山形戦の前のこと。会場となったえがお健康スタジアムのピッチの上に、なんと、多くの恐竜が現れたのだ 　これは、「恐竜たちの運動会」と呼ばれるイベントで、通常は熊本県御船町で行われているものだ。同町は、日本で初めてとなる肉食恐竜の化石が発見されたことで恐竜の里として知られている。そこで、恐竜たちがさまざまな競技で競い合っているのだが、この日は、熊本と山形の試合を観戦しに来たサッカーサポーターにもその魅力を伝えたのだ。 　ラジオ体操、肉取り合戦、大玉転がし、団体リレーといった競技に挑む姿を、ロアッソ熊本は「ホームタウンレポート」と題して、公式エックス（旧ツイッター）で紹介。4枚の写真で、当日の盛り上がりを伝えている。

■「予算が少ないジュラシックワールドやん」

　この報告にファン・サポーターは改めて声を上げ、このイベントのさらなる開催を求めている。 「ほんっとかわいかったのでまたぜひ開催してほしいです」 「4枚目とか予算が少ないジュラシックワールドやん」 「ロアッソ熊本に興味を持ったきっかけが、恐竜でもいいじゃない?」 「何回見てもめっちゃ面白い　是非またやって欲しいです!」 「こればり面白かった」 「普通におもろいwwwwまじ参加したかったwwww」 　この日の試合は、山形が1-0で勝利。熊本は白星を掴むことができなかった。それでも、つぎの試合はやってくる。6月2日にアウェイで行われる栃木SC戦では、恐竜のような圧倒的な強さを見せて勝利を狙う。