『クロサギ』続編は映画か…平野紫耀 ‘25年秋ドラマでTBSが描く「17億円超ヒット作」の青写真
8月17日~18日、平野紫耀(27)、岸優太(28)、神宮寺勇太(26)による3人組グループ『Number_i』が音楽フェスティバル『SUMMER SONIC 2024(サマソニ)』に出演する。3人のアーティストとしての活動は話題に事欠かないが、平野は俳優業にも期待がかかる。 【画像】なんでそんなにカッコいいのか…『クロサギ』ロケに挑む平野紫耀 「7月11日の『女性セブン』で、平野さんが’25年秋クールの連続ドラマで主演を務めることが内定していると報じられました。さらに、8月2日の『週刊実話WEB』が、来年の平野さんの主演ドラマは’22年に放送された『クロサギ』(TBS系)の続編だと報道。くしくも、同作は7月26日から8月15日に『Tver』で配信されているので、ファンの熱量も高まっています」(スポーツ紙記者) 『クロサギ』は同名の人気漫画を原作にした作品。父親が詐欺師に騙された末に一家心中を図るも、生き残った主人公・黒崎高志郎が世の中の詐欺師を騙し返す「クロサギ」になって立ち向かっていく物語だ。 ’06年に山下智久(39)主演で連ドラ化され、’22年に「令和版」として平野主演で放送された。そんな人気シリーズが復活するとなれば、ファンが盛り上がるのも頷ける。ただ、『クロサギ2』を“連ドラ化”するには、高いハードルがあるという。 「ヒロイン役の黒島結菜(27)さんが連ドラの撮影に参加するのは難しいでしょう。彼女は今年1月に宮沢氷魚(30)さんと“事実婚”することを発表し、7月には第1子出産を報告しています。まだお子さんが小さいなか、3~4ヵ月拘束される連ドラの撮影は負担が大きいと思いますよ」(テレビ局関係者) ヒロインの“子育て問題”に加えて、連ドラ化へのハードルは他にもある。 前出のテレビ局関係者は、「続編を制作する際の原作との兼ね合いが難しい」と語る。 「’22年のドラマ『クロサギ』は、主人公の父親を破産に追い込んだ銀行員との最終決戦を描いて幕を閉じました。このストーリーは、原作でも最大の山場だったと思います。クライマックスを描き切った上で、もう一度連ドラで約10話分の脚本を作るというのはあまり現実的ではないでしょう」 数々のハードルから、連ドラで『クロサギ』が復活するのは難しそうだ。ただ、芸能プロ関係者は、「TBSは、続編は何としても実現させたいのではないか」と推察する。 「’22年のドラマの最終回で、『黒崎の旅はつづく』と意味深なテロップが流れました。実際、TBS内でも続編制作は前向きに考えているようです。ただ、原作との兼ね合いを考えると、続編はドラマではなく、映画になる可能性が高い。山下さんの『クロサギ』はドラマ終了から2年後の’08年に映画化し、興行収入17.1億円を達成しました。“令和版”の映画が実現すれば、それを上回るかもしれませんよ」 TBSの狙いが、一大コンテンツである『クロサギ』復活にあるのは間違いないだろう。しかし、それは劇場版が本線であり、来年秋クールの主演ドラマは別タイトルになる可能性が高い。TBSとしては、「次のドラマは『クロサギ2』への道を作るためのもの」という位置付けなのかもしれない。 「『女性セブン』で報じられたドラマは、『クロサギ』とは別の新しい作品になると聞こえています。平野さんは’23年に旧ジャニーズ事務所(現:STARTO ENTERTAINMENT)を退所して以降、ドラマに出ていません。TBSとしては、まず平野さんを“俳優復帰”させ、そこから『クロサギ』映画化につなげたいのではないでしょうか」(前出・芸能プロ関係者) 詐欺師を騙し返し、「ごちそうさまでした」と不敵な笑みを浮かべる平野の姿をもう一度見られる日は来るか──。
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