“攻撃的3バック”で4戦22発!得点者12人に南野拓実「いろんな選手がゴールに絡むのはいい状態の証拠」
[9.10 W杯アジア最終予選 日本 5-0 バーレーン リファ] 焦れるような立ち上がりにも慌てなかった。2シャドーの一角で2試合連続の先発出場となった日本代表MF南野拓実(モナコ)は「前半は重たい立ち上がりで、相手も頑張ってくるのは予想していた」と指摘。暑さや観客の声援といった完全アウェーの環境で冷静にプレーを続けた。 【写真】森保監督、スプリンクラーから子どもを助けて猛ダッシュ 前半37分にPKで先制すると、試合展開は一変。後半立ち上がりの追加点から大量得点につながった。「2点、3点取れば相手が落ちてくるのは分かっていた。5点取って勝ったのは良かった」。2ゴールを決めた5日の中国戦(○7-0)に続く連発はならなかったが、後半20分にベンチへ下がるまで攻守に走り抜いた。 「暑さはタフだったけど、前回のアジア予選も経験しているし、うまく対応できた」。6月から取り組む“攻撃的3バック”は4試合で計22得点。すべての試合で5得点以上が生まれ、この4試合で南野、FW上田綺世、FW小川航基が各3点、MF中村敬斗、MF堂安律、MF守田英正が各2点、MF相馬勇紀、MF遠藤航、MF三笘薫、MF伊東純也、FW前田大然、MF久保建英が各1点と、計12人が得点を決めている(1点はオウンゴール)。 「いろんな選手がゴールに絡むのはチームがいい状態の証拠だと思う」。チームとしての手応えを口にする南野は「このグループリーグが始まってから、なるべく多くのゴールを取ることをみんな意識している。得失点差という部分でもしっかりチャンスを生かせたのは良かった」と胸を張った。