“元Jリーガー”からG1優勝候補に成長 北井佑季が気合い「獲るつもり。いや、獲ります」/高松宮記念杯競輪
岸和田競輪「第75回高松宮記念杯競輪(GI)、第2回パールカップ(GI)」は11日、初日を迎える。1レースのS級一次予選①を走る北井佑季(34歳・神奈川=119期)に話を聞いた。 南関地区の顔、そして競輪界の顔になりつつある北井。直近4か月の競走得点は115.00点で参加者(正選手)108名中、堂々の9位だ。(トップは古性優作で119.70点) 共同インタビューでは「GIは獲れるべきタイミングで」と話した北井。全日本選抜競輪(岐阜)では決勝3着と、タイトルまではあと一歩。タイトル獲得に必要だと感じるものを聞いてみた。 「うーん。全部…、全てじゃないですか。何かが欠けていたらダメだと思うし、心・技・体はもちろん、運だって必要だと思う」 また、自分の立ち位置をこう話す。 「タイトルに手の届くところまできていると思う。今回? もちろん、獲るつもりで来た」と話すと「いや、獲ります」とキッパリ。普段から冷静沈着な北井だが、その言葉には確かな自信と熱がいつも以上に込められていた。(アオケイ・八角記者)