次世代の移動手段「空飛ぶクルマ」の操縦体験も「ニーズをくみ取った機体に期待が持てる」地域や社会の活用を目指して札幌でドローンサミット開催
北海道放送(株)
産業分野での活用が期待されるドローンや空飛ぶクルマなど最先端の技術を集めたイベントが札幌市で開かれています。 【写真を見る】次世代の移動手段「空飛ぶクルマ」の操縦体験も「ニーズをくみ取った機体に期待が持てる」地域や社会の活用を目指して札幌でドローンサミット開催 1日から札幌市で始まった「第3回ドローンサミット」。 伊藤凛記者 「会場には、ドローンの開発企業などが多く出展しています。中でも注目なのがこちら、弟子屈町に本社を持つドローンの販売会社です。非常ににぎわっています」 こちらは、開発した農薬散布用のドローン。全長は「2.8メートル」で大型のバイクが空を飛ぶイメージです。このイベントは経済産業省や北海道などが企画したもので、国内や海外など70以上の企業や団体が出展しています。 今、注目されているのが「災害用のドローン」です。 最新の機体は20センチと小回りが利く大きさで、災害の瓦礫を中を自由に飛ぶことができます。今年1月の能登半島地震では国内で初めて倒壊家屋の情報収集に活用されました。 一方、こちらは大阪府関西万博でも注目が集まる次世代の移動手段「空飛ぶクルマ」です。 岡山県で運用を進める団体のこちらのブースでは、VR技術で空飛ぶクルマの操縦体験ができます。 伊藤凛記者 「すごい!本当に自分で操縦しているよう」 「(横も見てみてください。車を運転しているような感覚で…)札幌市の街並みが見えてるんですが、すごいリアリティのある街並みで本当に飛んでいるように見えます」 参加者(ドローン運用会社) 「昔はラジコンからちょっと進化したものが多かった。今は用途ごとに産業用のニーズをくみ取った機体が出てきているので期待が持てる」 参加者(建設コンサルタント) 「初めてこんなにたくさん見ました。災害時などに活用されると思い浮かべると(ドローン)産業が発展しているのを感じる」 ドローンサミットは、札幌コンベンションセンターで2日まで開かれ、一般の人も参加できます。
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