【巨人】今季12度目の零敗 2連敗で借金生活に転落...8回2死無走者から高梨、ケラーが痛恨の3失点 岡本和は2度の得点圏で不発
■プロ野球 巨人0ー3ヤクルト (22日 東京ドーム) 巨人はヤクルトに今季12度目の完封負けで2連敗、31勝32敗5分の借金1となった。5位・ヤクルトと1.5ゲーム差に縮まる。0ー0で迎えた8回2死無走者から2番手・高梨が長岡にスリーベース、続く村上にタイムリー内安打を許し、その直後に代ったケラーがサンタナに11号2ランを浴びた。先発・グリフインは7回を4安打9奪三振の無失点。打線は6安打も2度の得点圏で4番・岡本和が凡退した。高梨は今季初黒星(1勝)。 先発・グリフィンは今季6度目の登板、試合前まで2勝2敗、防御率3.86。前回の6月15日・日本ハム戦(エスコンF)は8回まで3安打無失点に抑えるが9回に2安打を許し2死一・二塁でバルドナードにマウンドを譲る。バルドナードが後続を抑え3月30日・阪神戦(東京ドーム)以来の白星を挙げた。 今季のヤクルト戦は2度目、前回の4月29日(東京ドーム)は4回を11安打8失点(自責8)で負け投手。 グリフィンは1回、西川に初球を三塁前にセーフティ内安打を決められる。丸山和を二飛、長岡に四球で1死一・二塁も村上、サンタナを連続空振り三振に取った。 スタメンは門脇を2番ショート、捕手は岸田で5番、吉川を6番、坂本を7番、萩尾を8番レフトに入れた。 ヤクルトの先発・サイスニードに1回、丸が右安打、門脇が犠打を決めヘルナンデスが四球で1死一・二塁に。岡本和は中飛、岸田は空振り三振で先制できず。 グリフィンは3回2死から長岡に四球、村上に右安打で一・三塁とするもサンタナを見逃し三振に取り得点を与えない。 3回の攻撃で丸とヘルナンデスのヒットで2死一・二塁とするが岡本和は2度目の得点圏も右飛に倒れた。 グリフィンは4、5回をいずれも三者凡退に抑える。5回2死から丸が猛打賞となる中安打で出塁も門脇は平凡な左飛に終わる。 グリフィンは6回も長岡、村上、サンタナのクリーナップを3人で退ける。6回も攻撃は1死から岡本和が中安打も岸田は右飛、吉川は二ゴロとつながりを欠く。 グリフィンは7回1死からオスナに左安打、松本直に犠打で2死二塁からサイスニードの代打・青木を中飛に打ち取る。グリフィンは7回を115球、4安打2四球9奪三振の無失点で降板。 打線はヤクルト2番手・大西に7回1死から代打・立岡が中安打、代打・秋広は空振り三振に倒れスタートを切っていた立岡は二塁盗塁死で三振ゲッツーに終わった。 8回は2番手・高梨は西川を遊飛、丸山和を見逃し三振と2死を取るも長岡にライトフェンス直撃のスリーベース、村上に遊内安打タイムリーを打たれ1点を先制される。 代った3番手・ケラーがサンタナにセンターバックスクリーン左に11号2ランを叩き込まれ、0ー3となった。 8回の攻撃はヤクルトの3番手・木澤に丸、門脇、ヘルナンデスと三者凡退に終わる。9回は4番手・平内が走者を出すも無失点に抑えた。 9回の攻撃はヤクルトの4番手・田口に岡本和、岸田、吉川と凡退し今季12度目の完封負けを喫した。