2024年のグッドウッドで大量のF1マシンが走行へ。ホンダはF1参戦60年、レッドブルはチーム創設20年を祝う
7月11日から14日にかけて行なわれるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、ホンダがRA272の走行を予定しているが、この他にもレッドブルをはじめとして、多数のF1マシンが走行を披露するようだ。特にレッドブルは、チームの20周年を記念し、大量のマシンを走らせる予定だ。 【動画】ブラッド・ピット主演のF1映画、2025年の公開を前にティザー映像が先行配信 今年はホンダがF1に参戦してからちょうど60年という節目の年。それを記念して、伝統のモータースポーツ・イベントであるグッドウッド・フェルティバル・オブ・スピードで、ホンダが1965年のメキシコGPでF1初勝利を収めた時のマシンRA272の走行が行なわれる。 このRA272の走行は13日と14日の2日間にわたって行なわれる予定で、13日は宮城光が、14日には現在RBからF1に参戦中の角田裕毅がそれぞれドライブする予定だ。 角田はこの走行について、instagramに投稿。「次はRA272のステアリングを握ります! 日曜日にグッドウッドで走らせるのが待ちきれません」と期待感を露にした。 なお角田がRA272をドライブするのは、これが初めてのことになる。 グッドウッド終了後、RA272はアメリカに向かい、ロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオンにも登場するという。 また1959年に世界ロードレース選手権の1戦であるマン島TTレースにホンダとして初めて出場した時のマシンRC142も展示される。 この他、欧州向けEVの『e:Ny1』も展示。プレリュード・コンセプトは欧州初公開の場となる。さらに11日にはシビック タイプRのEP3からFL5が揃ってヒルクライムを走行するという。 なお今年のグッドウッドは、レッドブルもチーム創設20年を記念して大量のF1マシンを走らせる。初代のレッドブルF1マシンRB1には、当時のドライバーであるクリスチャン・クリエンが搭乗。この他RB6にはマーク・ウェーバー、RB7にはダニエル・リカルド、RB8にはなんとチーム代表のクリスチャン・ホーナー、RB9にはデビッド・クルサード、ホンダ製PUを搭載したRB16Bにはマックス・フェルスタッペン、そして昨年モデルのRB19にはセルジオ・ペレスがそれぞれ乗り込む予定だ。 これらのマシンのうち、RB1以外は全てエイドリアン・ニューウェイが手がけたもの。そのニューウェイがデザインしたレッドブルのハイパーカーRB17も、12日にグッドウッドで初披露される予定だ。 レッドブル以外にもフェラーリ、メルセデス、マクラーレン、ウイリアムズ、そしてアルピーヌがF1マシンを走らせる予定だ。 なお今年のグッドウッドの模様は、スポーツチャンネルDAZNで連日配信される予定。YouTubeのグッドウッドのオフィシャルチャンネルでも配信が予定されている。
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