プーチン大統領 非友好国の大使らに「ロシアは対立を求めない」
ロシアのプーチン大統領が新たに着任した大使を招いた式典に臨み、非友好国の大使らに対して「ロシアは対立を求めない」などと述べました。 【映像】信任状を受け取るプーチン大統領 プーチン大統領は5日、新たに着任した大使から本国からの信任状を受け取る信任状捧呈式をクレムリンで開きました。式典には2023年12月に着任した日本の武藤顕大使ら28カ国の大使が参加しました。 プーチン大統領はスピーチでウクライナ侵攻を巡り、西側諸国が紛争を長期化させていると持論を展開し、西側諸国の戦略は「本質的な間違いだ」と批判しました。また、出席した日本やカナダなど非友好国12カ国に対して、「ロシアは対立を求めていない」などと述べました。 日本大使館は「日本として引き続きウクライナ問題について、原則的立場を維持しながら日本側の立場や考え方を伝える一方、ロシアに対し、しっかりと関与していく考えだ」とコメントを発表しました。 プーチン大統領は信任状を受け取る際、大使ら一人一人と握手しました。2020年以降は演説のみで大使らとの接触を避けていたため、独立系メディアは新型コロナウイルスへのプーチン大統領の対応が変化していると指摘しています。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部