神戸で「ミモザ企業」社員と学生の交流会 女性のキャリア考える機会に
「ひょうご・こうべ女性活躍推進企業(ミモザ企業)」社員と県内学生との交流会が11月11日、「Incubation Studio SoWelu(インキュベーションスタジオソエル)」(神戸市灘区水道筋6)で開催される。(神戸経済新聞) 兵庫県と神戸市が2022年11月に共同で創設した、女性活躍促進企業を「ミモザ企業」と認定する制度をきっかけに始まった同イベント。これまで139社を認定してきた。本年度は兵庫県内の女子学生を対象に、「ミモザ企業」と交流することで企業の魅力を知ってもらおうと企画した。 インスタグラムを使って学生が「ミモザ企業」の魅力を紹介する情報発信プロジェクトをはじめ、ミモザ企業の社員が大学でゲストスピーカーとして登壇する出前授業(全3回)、11月と2月に交流会を行う。学生がリポーターとしてミモザ企業の動画を作成したり、交流会でファシリテーションをしたりするなど、学生目線での発信と交流の機会を増やすことで、学生が「ミモザ企業」について知り、将来のキャリアデザインを考えるきっかけを創出する。 同イベントを運営する「ICB」(中央区御幸通8)の瀧井智美社長は「昨年開催のミモザセッションでは、学生から交流を望む声が多く寄せられた。兵庫県には働きがいのある企業や、個々の活躍を支える制度を整えた企業が多い。本年度は学生がさらにミモザ企業とつながり、キャリアを考えるきっかけになれば」と期待を寄せる。 兵庫県男女青少年課主査の剱物貴代衣さんは「県内の魅力ある企業を多くの人に知っていただき、企業の人材確保や若者の県内定着につなげていきたい」と話す。 開催時間は19時~21時。入場無料。
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