GQエディターが選ぶ、10月発売の新作G-SHOCK4選!──GQ新着ウォッチ
「2100」シリーズが新章へ
「GMC-B2100D」 2019年に生まれた「2100」シリーズは、初代モデルであるDW-5000Cの受け継いで開発された、いわばG-SHOCKにとって次世代のスタンダードと言える存在だ。登場以来ヒットを飛ばし、今なお派生モデルがリリースされ続けている。今回発売される「GMC-B2100」は、フルメタルクロノグラフだ。ベゼルはヘアラインとミラー研磨でコントラストをつけ、立体感のある仕上がり。文字盤も色数を絞り、これまでのフルメタルモデルとは一線を画す、端正な顔立ちである。あまりにも美しい仕上がりに、G-SHOCKらしかぬと思うファンも多いだろう。しかし、アップデートを続けるのがG-SHOCKの真骨頂だと思う。40周年を超え、さらに進化し続けるG-SHOCKにエールを送りたい。(岩田桂視、シニア・ライフスタイル・エディター/デジタルエディター)
次なるトレンド⁉︎ コッパーカラー
「GM-B2100AD-5AJF」 数年前から始まったグリーンダイヤルのブーム。その勢いは衰えることなく、今年も多くの緑文字盤の時計がリリースされたが、そこに新風を吹き込んだのがコッパー(もしくはカッパー)カラー文字盤の時計だ。銅の色を表すコッパーカラー。時計に採用される際は、ブラウンに近い色味のモデルが多いが、特筆すべきは、その多くが本作同様ステンレススティールケース&ブレスレットのスポーティなモデルということだ。ヴィンテージの時計では、あえてベージュやブラウンに日焼けしたダイヤルを愉しむこともあるが、ピカピカのSSケースと日焼けしたような色味であるコッパーカラーのダイヤルの組み合わせは、一見アンバランスに思える。しかし、見慣れてくるとSSの利点でもあるいつまでも美しい工業製品感が、温かくレトロな雰囲気をもつコッパーダイヤルで打ち消され、どこかクワイエットな雰囲気になることに気づく。まるでずっと昔から愛用してきた時計のようで、悪目立ちせず、買ったその日から腕に馴染むのだ。巷ではコッパーカラーの髪色も流行中ゆえ、このトレンドをいち早く腕元から取り入れたい。(遠藤加奈、スタイル&フィーチャーズ・エディター) 問い合わせ カシオ計算機 お客様相談室 Tel:0120-088925(時計専用)/ URL:https://gshock.casio.com/jp/