護摩の炎で迷いを焼き払い、伝説の刀で新たな道を切り拓く 山伏の里、京都・狸谷山不動院で夜祭、ライトアップも
300年以上にわたり、霊域として守られてきた京都市の「狸谷山不動院」。10月18日(金)・19日(土)に「山伏の里 秘境の夜祭」https://tanuki-edo-night.com/(WAlive・京都市)を開催し、2日間限定のライトアップ・特別公開を行う。 参加者は修行を重ねた山伏による護摩焚きの儀式を体験できる。護摩焚き後には、普段は立ち入ることのできない狸谷山不動堂の奥にある内陣での参拝も可能。火渡りの際に邪悪を払うために使用される伝説の刀を用いて新たな道を切り拓く体験ができる特別なプログラムも用意されている。 また、竹垣の専門家・長岡銘竹(京都府大山崎町)による竹オブジェの制作パフォーマンスとワークショップ、山伏問答と創作の狂言をかけ合わせで伝承されてきた伝統芸能の魅力に迫る講演会、明治八年創業の鳴海餅本店(京都市)による餅つきなども予定されている。 2日間とも、17時~20時30分。境内での祭りの参加は自由(護摩行や特別体験は有料)。特設サイトを10月10日(木)に開設予定。 非日常的な空間の中で、身も心も浄化し、未来に向けた新たな道を切り開く一歩を踏み出す体験ができるかもしれない。