2017年、乳がんで右乳房の全摘手術を受け取材に応じた、だいたひかる

　3月12日、芸人のだいたひかるが『ベビーカーはオジサンに怒られる』というタイトルでブログを更新し、話題を呼んでいる。 　だいたは2013年に、アートディレクターの小泉貴之氏と結婚。2016年に乳がんを患い、右乳房を全摘出したが再発し、2019年に再手術。不妊治療を再開した結果、2022年1月に念願の第1子となる男児を出産した。現在は2歳男児の母として、日々、ブログで育児の様子をつづっている。 　12日にブログを更新しただいたは、《子供がまだ小さいうちは、大きくて安定して座れるベビーカーを使って…　腰もすわったら、コンパクトに畳めたり…　新幹線や飛行機に使える　ベビーカーを使う時もありますが…》と前置き。 　そのうえで、《ベビーカーを使っていると、電車の乗り降りで　手を差し伸べてくれる人がいる一方で…　邪魔だと言わんばかりに、唸り声や文句を言われる事もしばしば》と告白した。そうした反応を受けると、《何だか情けなくなる気持ちも…》と心境を吐露している。 　ブログのコメント欄には、同じ経験をしたと思しき読者たちから、だいたへの共感の声が多く寄せられていた。 《悲しいことですがよく都内だとあります。本当に腹が立ってきますね！！！　きっとひかるさんと小泉さんの　同世代でしょうに　子育てがいかに大変か　わからないのかなぁ》 《公共の乗り物でのベビーカーに理解しない人がまだいるんですよ、泣き声とかも。同じ大人として情けないなって感じますね。》 　だが、公共交通機関でのベビーカー利用に対する思いは、人によってかなり違うようだ。ブログの内容がニュースで取り上げられると、記事のコメント欄には心ない声が集まっていた。 《だいたさんに関してはわからないけど、ベビーカー使ってるお母さんって結構図太い人多いのですよね。混んでる狭い店も当たり前のように入ってきてマイペースに場所占領してて…って人しか見たことない。気を遣う良識的なお母さんってみんな抱っこ紐してます正直…。》 《だいたさん、いつもご主人とお出かけしている感じのブログが多いですよね。ご主人と手分けして混んでいる時はベビーカーを畳むとか、いつも誰かのせいにするのではなく、ご自身も気配りしてみてはいかがでしょうか。》 《本当に申し訳ないけど、混雑してる時にわざわざベビーカーで乗ってくる親って見るからに我が強そうというか「私は配慮されて当然」みたいな態度の人多い気がします》 　いっぽう、「意外と助けてくれた」という自身の経験談を明かす人も。 《確かに嫌な顔をする人もいるけど、手伝ってくれようとしたり子供に声をかけてくれる人も沢山います。本当にいろんな人がいるなぁと思って面白いです。》 《都内に住んでいますが、おじさん、おばさん、お姉さん、お兄さん、皆さんとても優しい印象です。電車内でも、おじさんが積極的に席を譲ってくれたりします。世の中に助けられながら子育てできています。》 　互いに配慮し、譲り合って過ごしていきたいものだ。