引退報道ペリエに藤沢和雄元調教師がコメント「私の中では今でも最高の騎手」コンビでGⅠ7勝
凱旋門賞を4度制し、JRAでも通算379勝(GⅠ12勝)を挙げたフランスの名手オリビエ・ペリエ(51)が25日の騎乗をもって引退することが、英メディアのレーシング・ポストにて報道された。 【写真】ド派手ガッツポーズ!シンボリクリスエスで勝利した03年有馬記念 同騎手とのコンビでGⅠ7勝を挙げた藤沢和雄元調教師は「シンボリクリスエス(有馬記念連覇、天皇賞・秋)やゼンノロブロイ(天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念)をはじめとして、最高のパフォーマンスをしてくれた。私自身もアドバイスをもらったし、いいレースを何度も見せてもらいました。当時、日本の騎手たちにとっても手本になったと思うよ。乗ってもらう側はもちろん、ファンの皆さんにとっても信頼感が大きかったんじゃないかな。本当に素晴らしい騎手だった。いろいろと勉強になったし、私の中では今でも最高の騎手。お疲れさまでした」とコメントした。 ペリエ&藤沢和調教師のタッグはJRA182戦で52勝、2着24回、3着28回。1994年から2012年までで勝率28・6%、複勝率57・1%と高率をマークし、一世を風靡(ふうび)した。
東スポ競馬編集部