【楽天】快勝締めで交流戦優勝 球団初、創設20周年節目に 就任1年目今江監督、最年少で達成
<日本生命セ・パ交流戦:楽天5-3広島>◇16日◇楽天モバイルパーク 楽天が最終戦を白星で飾り、球団創設20周年の節目に交流戦初優勝を決めた。 【わかりやすい比較表】交流戦・ソフトバンクと楽天の得失点率差 快勝締めで福岡の結果を待った。試合前時点でソフトバンクと12勝5敗の同率首位で並んでいた。ソフトバンクが阪神に敗れ、文句なしの頂点に立った。 投手総力戦で広島打線を抑えた。先発した松井友飛投手(24)を3回で代え、4回からリリーフ陣をつぎ込んだ。 打線は相手のミスをついて、2回に2度の内野ゴロ敵失の間に3点を先制。3回にはここまで本塁打ゼロだった“つなぎの4番”鈴木大地内野手(34)が1号2ランで突き放した。 先に試合を終えた鈴木は、試合後のヒーローインタビューで「たくさんのファンの方がいたので、めちゃくちゃ気持ちよかったです。勝って良かったです。何とか1勝できたので、あとはみんなで待ちましょう」と呼びかけた。 試合終了時点で7回だったソフトバンク戦については「ホークスとタイガースも一生懸命プレーしているので、静かに速報を見て、あとでみんなで喜べたらと思います」と気遣っていた。 ◆交流戦の表彰 優勝した楽天には賞金3000万円が贈られる。後日決まる個人表彰は、12球団で最も活躍した選手1人を日本生命最優秀選手賞(MVP)として選ぶ(賞金200万円)。また、両リーグから1人ずつ優秀選手賞(賞金100万円)を選ぶ。