「24時間戦えますか」のリゲイン、サントリーが炭酸ドリンクで発売
サントリー食品インターナショナル(本社・東京都中央区)は21日、炭酸飲料「リゲイン エナジードリンク」を、7月1日(火)から全国で発売すると発表した。第一三共ヘルスケア(本社・東京都中央区)と登録商標「リゲイン」の清涼飲料における独占的使用ライセンス契約を交わした。 「リゲイン(Regain)」はバブル全盛期の1988年、当時の三共が企業戦士のために発売した栄養ドリンク剤(指定医薬部外品)。発売2年目にオンエアされたテレビCMのフレーズ「24時間タタカエマスカ」は流行語大賞にもなった。 刺激を強くするため、一般的なエナジードリンクよりも炭酸ガス圧を高めに設定したほか、ブラックジンジャーエキスを配合した。内容量は190mlで、価格は185円(税別)。 サントリー食品によると、2013年のエナジードリンク市場は、2009年と比べほぼ10倍の400億円に伸びているという。同社では、30~40代の男性で好む人が増えていることや、「夜に飲む」から「朝に飲む」にシフトしていること、エナジードリンクと栄養ドリンクを併せて飲む人が増えていることなどが、増加の要因と分析している。医薬品メーカーの協力を得て、飲料メーカーがエナジードリンクを開発・発売することは初めてという。