【2024年10月版】125ccバイク、AT限定免許で乗れるけど“スクーターじゃない”原付二種おすすめ8選!
ヤマハ PG-1
前後16インチという、ライバルの17インチ勢よりも小径のホイールに太めのタイヤを履き、自動遠心クラッチの横型エンジン、シンプルなアンダーボーンフレームで車体を構成。前後にフラットなかつ細身な分割シートでオフロードでも扱いやすく、2人乗りも容易になっている。ライバルはハンターカブやクロスカブだろうが、スーパーカブの亜種であるそれらに対し、モーターサイクルを自動遠心クラッチ化したような乗り味が特徴になっている。柔らかいサスペンションも街乗りやオフロードで好印象だ。 バルブ式ヘッドライトや角パイプのスイングアームなど割り切った部分と、ギヤポジションインジケーターやテレスコピック式フロントフォークなどの走りにこだわった装備があり、安価だが乗って楽しいというコンセプトが明快な1台。 主要諸元■全長1980 全幅805 全高1050 軸距1280 シート高795(各mm) 車重107kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 113.7cc 8.9ps/7000rpm 0.96kg-m/5500rpm 変速機4段 燃料タンク容量5.1L■タイヤサイズFR=90/100-16 ●価格:── ※諸元はベトナム仕様
POPz 110
2020年までラインナップされていたPOPz 125の後継モデルとして2022年に登場したレトロスタイルの原付二種。アメリカのデルファイ製フューエルインジェクションを採用する空冷横型シリンダーの単気筒エンジンは、新たに排気量を109ccに。始動方法はセル&キック併用で、スーパーカブなどと同じロータリー式の4速ミッションを採用している。最高出力は未発表だが、ボア×ストロークは50×55.5mmとややロングストローク設定だ。 灯火類はフルLEDで、液晶を組み合わせたメーターを採用するなどライバル(もちろんスーパーカブ)にない魅力が与えられている。簡単に取り外せるタンデムシートを標準装備するのも特徴で、リヤのツインショックは2段階に調整することで1人乗り/2人乗りそれぞれに合わせたセッティングにできる。価格は初出時26万円台だった。 主要諸元■全長1880 全幅745 全高1070 軸距未発表(本国では1230) シート高760(各mm) 車重111kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 109cc 出力未発表 変速機4段ロータリー 燃料タンク容量4L■タイヤサイズF=2.25-17 R=2.50-17 ●価格:29万7000円 ●色:緑、橙、赤、銀、黒