上司から「昇格」の話→給与しだいでは大変そうなので断りたいけど…管理職ってどれくらい年収が増えるの?
※厚生労働省「令和4年 賃金構造基本統計調査の概況」を基に筆者作成 それぞれの役職の平均年齢を見てみると、係長・課長クラスは40代、部長クラスは50代の方が就いているようです。 非役職者と比較して、どの役職も平均月収は高いことが見て取れます。部長クラスになると、非役職者との差は30万4600円にも及びます。このことから、役職に就くことで、年収アップが期待できるでしょう。 ただし前述したように、役職に就いていなくても年齢が上がるにつれて、年収は高くなる傾向にあります。そのため、会社ごとに「年齢によって基本給がどれくらい上がるのか」や「役職でどれほど昇給するのか」を確認してみましょう。
役職に就いて年収が上がるかは会社によって異なる
今回の結果から、非役職者と比較すると、どの役職も平均月収が上がる傾向にあることが分かりました。平均値からの試算ではありますが、部長クラスであれば、月に約30万円の収入アップが見込めます。 しかし、役職に就くことでどれほど年収が上がるかは、会社によってまちまちです。 年収アップを目指すのであれば、まずは会社における役職ごとの給料や、仕事内容を確認してみましょう。出世は年収だけではなく、やりがいやプライベートとのバランスで検討することも大切です。 出典 マンパワーグループ株式会社「管理職になりたくない」が8割!出世したくない理由とは? 国税庁長官官房企画課 令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告- (第14図)年齢階層別の平均給与(21ページ) 厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査の概況 第7表 役職、性別賃金、対前年増減率及び役職・非役職間賃金格差(14ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部