試合後、爆音那智（後方）に声をかけた瓜田純士（撮影・堀内翔）

　「ＢｒｅａｋｉｎｇＤｏｗｎ１１・５」（３０日、都内） 　総合格闘家の朝倉未来が社長を務める１分間最強を決める格闘技イベントが行われ、前回のＢＤ１１の「喧嘩自慢最強決定戦」で消化不良の決着となった大宮の大将、ホール・大雅・レオンと、大阪の大将、爆音那智が再戦し、ホール・大雅・レオンが延長の末、判定３－０で勝利した。 【写真】情けなく崩れ落ちる爆音那智　ホール・大雅・レオンがダウン奪う 　前回の対決で肩を負傷し、無念の敗戦となったレオンが、圧巻の身体能力を発揮し、延長で爆音に強烈な右拳をたたき込み、ダウンを奪い、勝利した。 　対戦前には両軍の監督がリングインし、大阪の瓜田純士がＢＤ１１後にメンバーのシェンロンとダイスケが逮捕されたことを謝罪。「こないだのＢＤで優勝した後、みんなで喜んだ矢先に、うちのシェンロンとダイスケが恐喝事件でパクられ、世間にも興行にも迷惑をかけたと同時に、大宮の喧嘩自慢の奴らが、一番腹立たしかったと思うし、さすがに俺たちも馬鹿面ぶら下げて勝った勝ったと喜んでいるのはあまりにもアホらしいということで、今回優勝を返上させてもらいました」と明かし、「最近世間がＢＤへのバッシングだったり、思うこといっぱいあると思います。この喧嘩自慢が始まって、俺が入ってから、やっぱり不良臭がとても強くなって、プレッシャーを感じてます。ここからいい流れにもっていけるか分からないけど、まずはあんな大事な時期に俺たちのメンバーが捕まることになったこと、会見であれだけ煽り倒しておいて、こんな結果になったこと、本当に申し訳なかった」と、大宮の監督たちに頭を下げた。