箱根駅伝予選会は微妙距離延長で逆転ドラマが増える?!
明日10月13日(土)に行われる第95回箱根駅伝予選会。前回大会で10位までに入った大学(今回は青学大、東洋大、早大、日体大、東海大、法大、城西大、拓大、帝京大、中央学大)にはシード権があり、例年はその他の出場校が予選会で決定する。今回は記念大会で出場校が「2」増枠。うち1校は、過去5年間の関東インカレで総合得点の累計が最も多かった日大に出場権が与えられたため、予選会で残りの「11校」が決まることになる。 予選会は各校12名以下が出走して、上位10人の合計タイムで争われる。例年、大混戦となるが、今回からレース距離が「20km」から「ハーフマラソン」(21.0975km)に延長。終盤に“大逆転”するチャンスが増えることになる。今回はどんなドラマが待っているのだろうか。 まずはエントリー1万m(参加資格タイム)上位10人の平均タイムから各校の戦力を確認してみたい。 1駒大 29分12秒2 2 順大 29分15秒2 3 明大 29分16秒1 4 中大 29分17秒2 5 山梨学大 29分24秒2 6 國學院大 29分25秒0 7 神奈川大 29分31秒0 8 国士大 29分31秒1 9 大東大 29分35秒3 10 創価大 29分40秒1 11 東農大 29分40秒2 ---------------------------- 12 専大 29分44秒4 13 東京国際大 29分45秒9 14 上武大 30分00秒6 15 日本薬科大 30分09秒1 16 筑波大 30分10秒7 17 麗澤大 30分11秒8 18 亜細亜大 30分13秒3 19 駿河台大 30分29秒5 20 平成国際大 30分33秒2 1万m平均タイムでいうと、創価大、東農大、専大、東京国際大がボーダー付近で僅差の争いになっている。 ちなみに昨年は1万m上位10人の平均タイムで10位以内だった学校のうち9校が予選会を突破。同2位の明大が落選して、同15位の上武大が9位で通過している。順当なら今回も上記4校(創価大、東農大、専大、東京国際大)と予選会で抜群の走りを見せている上武大の5校が、当落線上で激しく競り合うことになりそうだ。