足元ぬくぬく、「エコな暖房」湯たんぽの製造が最盛期…兵庫・尼崎
厳しい寒さの訪れとともに、兵庫県尼崎市の金属加工会社「マルカ」で、湯たんぽの製造が最盛期を迎えている。
同社の工場では、従業員が楕円(だえん)形に成形された金属板2枚を工作機械で組み合わせて、次々と商品を仕上げていた。
近年はアウトドア需要や物価高で「エコな暖房」として人気。今年は秋の気温が高く、例年より出荷時期が遅くなったという。同社の藤田清隆さん(49)は「昔ながらの健康的な暖房器。足元から温まる『頭寒足熱』を体験してほしい」と話した。