サイド、個人技、フリーキック桐光学園が3-0で駒澤大高に勝利。「みんなで耐えたところは良かった」(石橋HC)
横山杯第24回全国ユース招待サッカー大会が茨城県神栖市で開催されている。 大会3日目の27日、1stTOPの試合が行われ、グループ1位となった桐光学園と駒澤大学高等学校が対戦。3-0で桐光学園が完封勝利をおさめた。 【フォトギャラリー】駒澤大学高等学校 vs 桐光学園 一見、圧倒的な結果となったが内容的は大きな差はなかった。特に前半、駒澤大高が桐光学園を押しこみ、ゲームを支配。桐光守備陣がなんとかクリアしたシーンは少なくなかった。ただその一方で、押されっぱなしであるはずの桐光学園にある種の余裕が感じられた。 この状況に耐えれば。あるいは、いずれ得点が取れるだろうという余裕のようなものが。 そういえば、ハーフタイム中、選手間だけで話し合いが行われ、監督・コーチはほぼ関与していないようだった。確認するといつもそうだということ。 「この学年は明るい選手が多く、ベンチからもよく声が出るので、コミュニケーションがとりやすい」と石橋ヘッドコーチ。 指導者側が選手の自主性を尊重するとともに、十分に任せられる選手が多いことがことしの桐光学園から感じられる。 (文・写真=佐藤亮太)