大津祭の曳山巡行
びわ湖放送
湖国三大祭のひとつで、国の重要無形民俗文化財にも指定されている「大津祭」が13日、本祭を迎え、絢爛豪華な曳山が大津の街を巡行しました。 13日朝は、大津市の天孫神社前に、煌びやかな13基の曳山が集合。笛や鉦、太鼓の囃子が奏でられ、街中を巡行しました。曳山には、それぞれ特色のあるからくり人形があり、各所で披露されます。 このうち「源氏山」では、紫式部が石山寺で源氏物語の構想を練る様子が表現されています。 また「月宮殿山」は、江戸時代後期に作られたという前と左右の幕を今回、復元新調し、七福神の鮮やかな姿が目を引いていました。 沿道の見物客は、からくり人形が披露されると、大きな拍手を送り、配られるちまきに手をのばしていました。
びわ湖放送