超リアルなライフシム『inZOI』の早期アクセス配信日が2025年3月28日に決定
超リアルなライフシム『inZOI』の早期アクセス配信日が2025年3月28日に決定
超リアルなライフシミュレーションゲーム『inZOI』の早期アクセス配信日が2025年3月28日になると告知された。当初は2024年内に配信とされていたので、実質的な延期となる。Steamのストアページではすでに延期後の配信日が表示されている。 「Inzoi」画像・動画ギャラリー 延期は公式Xと公式Discordでアナウンスされた。Discordに投稿された告知によると、ユーザーの反応とフィードバックによって、開発チームは「プレイヤーに可能なかぎり完全な体験を提供する責任があると実感した」とのことだ。キャラクタークリエイトができる体験版やプレイテストで得られたフィードバックやデータを分析し、延期を決定したのだという。延期の謝罪とともに、可能なかぎり良い形でスタートしようとしていることが伝えられている。 『inZOI』はプレイヤーが神のようになり、あらゆることを思いのままにできるというライフシミュレーションゲームだ。海外メディアでは「ザ・シムズ」の競合作として語られることが多い作品で、『inZOI』の場合は超リアルな見た目のキャラクターや都市が特徴になっている。本作では街のすべてのキャラクターが自分の自由意志で行動するという。 本作の開発は、PUBGで知られる韓国のKRAFTONだ。PC Gamerによると本作は今後20年間のアップデートを目標としているそうで、かなりの大型タイトルになっていることがうかがえる。2024年8月には、キャラクタークリエイト部分を抜き出した体験版が期間限定で配信されていた。体験版の配信時には、画像アップロードによるAI生成機能も発表されていた。そのほか、海外ではキャラクタークリエイト体験版で有名人を作ろうとするユーザーたちもいた(以下のスライドショー参照)。 『inZOI』はIGN USのプレビューで「本作の世界は極めて美しいが、一貫して基本的なロアが不足しているため、動きはどこか空虚だ」と語られていた。補足すると、IGN USがプレイしたのは、まだ一般には公開されていないプレイテストバージョンだ。延期期間や早期アクセス期間を使って、こういったメディアから指摘された部分についても改善が進んでいくのだと思われる。 本作は今のところ日本語対応が告知されておらず、キャラクタークリエイト体験版にも日本語ローカライズは含まれていなかった。KRAFTONはキャラクタークリエイト体験版について日本語で告知していたので、今後ゲームが日本語に対応することに期待したい。
重田雄一