「技量不足感じる」まさかの二予敗退喫した郡司浩平、最終日は地元勢に任される/G1競輪ダービー
いわき平競輪「第78回日本選手権競輪(G1)」が4日、5日目を開催。6R特選2を走った郡司浩平(33歳・神奈川=99期)に話を聞いた。 二次予選は、レースが盛り上がる前に痛恨の車体故障で戦線を離脱し、まさかの敗退を喫した。さすがに気落ちをするも、百戦錬磨のプロはそこまで引きずらない。気分一新、サラな気持ちで挑んだここは、連係実績の豊富な北井佑季としっかり決めた。 「1日空きましたから、気持ちを入れ直して走りました。こういう勝つところで勝たないと、次に(またミスが)出てしまうので」と勝負どころは逃さなかった。 2月に岐阜GI「全日本選抜競輪」を制し、来年のS級S班への復帰と年末のKEIRINグランプリ出場を決めた。「全日本選抜」を制すると、早々と呼吸をついてしまい、年末までモチベーションを保つのが難しいとも言われるが「やはり強い相手と戦ったり、他の選手のレースを見ていると自分の技量不足を感じます。この先も自力基本に(脚を)磨いていくけど(番手を回った際の)技術も求められるので対応していきたい」と、明確に課題を掲げて、高いレベルで気持ちを維持している。 最終日9R優秀は地元の佐藤慎太郎と守澤太志に任された。ここは自慢のタテ脚を駆使して白星で締めたいところだ。(netkeirin特派員)