「Raspberry Pi」に新型タッチスクリーンが登場--価格60ドルで画面解像度が向上
「Raspberry Pi」は、ディスプレイがなくてもできることはたくさんあるが、アプリケーションによってはスクリーン、特にタッチスクリーンが必要なものもある。Raspberry Piで最初に7インチのLCDパネルがリリースされたのは2015年になるが、今となっては800×480ピクセルの解像度は少々物足りないだけでなく、「Raspberry Pi 5」ボードとも互換性がない。 Raspberry Pi Foundationは11月4日、新たなディスプレイ「Raspberry Pi Touch Display 2」を発表した。画面サイズは7インチ、価格は60ドルで従来モデルと同じだが、解像度が720×1280ピクセルに向上している。プリント基板はディスプレイ筐体に内蔵されているため、よりスリムなフォームファクターに収まっている。 Raspberry Pi Touch Display 2の技術仕様 7インチ(対角)ディスプレイ 88×155mmのアクティブエリア 720×1280ピクセル(RGB) 5本指タッチに対応したマルチタッチ静電容量式パネル Raspberry Pi OSに完全対応 Raspberry Piからの電源供給 新型ディスプレイは、「Raspberry Pi Zero」ボードを除く、「Raspberry Pi 1B+」以降のRaspberry Piボードと互換性がある。 Raspberry Piボードは4本のネジでディスプレイに取り付けられ、必要な電源ケーブルとデータケーブルが付属している。ディスプレイ用ドライバーは、5本指タッチやオンスクリーンキーボードに対応している。 Raspberry Pi Foundationは、少なくとも2030年まで同製品を継続すると約束している。 この記事は海外Ziff Davis発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。