マンU、バイエルンDFマズラウィ獲得に近づくも…移籍はワン・ビサカの去就次第?
マンチェスター・ユナイテッドが、バイエルンに所属するモロッコ代表DFヌサイル・マズラウィの獲得に近づいているようだ。28日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。 現在26歳のマズラウィはアヤックスの下部組織出身。同クラブで公式戦通算137試合に出場し、2022年夏にバイエルンへとフリー移籍した。2023-24シーズンは公式戦29試合に出場し、4アシストを記録。バイエルンとの現行契約は2026年6月30日までとなっているが、今夏に退団する可能性が浮上している。 当初、ウェストハムへの移籍に近づき、クラブ間では1260万ポンド(約29億円)に230万ポンド(約4億5400万円)の追加オプションが付随した移籍金で合意に達したことも報じられていた。しかし、マズラウィとは個人合意に達することができず、すでに破談に終わったことが明らかになっている。 そんななか、今回の報道によると、アヤックス時代の恩師であるエリック・テン・ハフ監督が率いるマンチェスター・ユナイテッドがマズラウィの獲得に近づいている模様で、移籍金は1500~2000万ポンド(約30~40億円)で話し合われているという。 それでも、この取引成立のためにマンチェスター・ユナイテッドは資金を捻出する必要があり、マズラウィ獲得はイングランド人DFアーロン・ワン・ビサカの売却次第とも指摘されている。なお、ワン・ビサカにはマズラウィ獲得が失敗に終わったウェストハムが関心を寄せていることも報じられている。 また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏も、マズラウィ自身はマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を熱望しているものの、すべてはワン・ビサカの取引次第であることを伝えているが、果たしてそれぞれの交渉はまとまるのだろうか。
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