ホンダの新しい電動バイクがスゴい!
未来を予感させる二輪車が出た! 【写真を見る】ホンダの新型バイクの全貌
デザインも斬新!
11月5日、ホンダは、イタリア・ミラノで開催される「EICMA 2024」に出展するヨーロッパ向け2025年モデルの二輪車ラインナップを発表した。 注目は多種多様な電動モデルだ。
1. EV Fun Concept
ホンダ初の電動スポーツモデルで、中型の内燃機関(ICE)モーターサイクルに匹敵する性能を持ち、2025年の市販化を予定する。搭載するバッテリーは、四輪車と同じ規格の急速充電器CCS2(Combined Charging System Type 2の略称)に対応し、急速充電も可能。車体重量とのバランスを最適化した結果、街中での使い勝手に必要十分な航続距離100km以上を想定して開発中だ。
2. EV Urban Concept
ホンダが考える都市型電動モビリティを、機能を研ぎ澄ましたデザインやコネクテッド技術、自社開発のバッテリーパックを搭載することで具現化したという電動モデル。詳細なスペックについては明かされていない。
3. CUV e:
2024年に導入された電動二輪パーソナルコミューター「EM1 e:」に続き、欧州で販売するホンダの電動二輪の第2弾。CUVはClean Urban Vehicleの略で、CUV e:は110ccのICEスクーターに近い動力性能とハンドリングを実現した。 CUV e:は、交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:」2個を動力源に使用し、航続距離は70km超。5インチTFT液晶メーター(フル・コネクテッドのHonda RoadSync Duo対応モデルは7インチTFT液晶メーター)、フルLEDライト、USB-Cソケット、3つのライディングモード、リバースアシストなどの豊富な機能を備える。
なおEICMA 2024には、他に、大型二輪車向けに新たに開発中の高効率・高性能の内燃機関(ICE)コンセプトである水冷75度Ⅴ型3気筒エンジンを展示される。二輪車用としては世界初の電動過給機を採用し、エンジン回転数に関わらず任意に過給をコントロールすることで、低回転からハイ・レスポンスなトルクデザインを実現した。 EICMA 2024のプレスデーは11月5~6日、一般公開は11月7~10日だ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)