ライアン・ガルシアはデヴィン・ヘイニーと戦うことはなかった。この選択についてエディー・ハーン氏が私見を語った。

ライアン・ガルシア

Matchroomの首脳でありプロモーターを務めるエディー・ハーン氏は、デヴィン・ヘイニーとライアン・ガルシアの対戦が流れてしまったことに苛立ちを隠せない様子だ。 ここ数週にわたって、ガルシアはヘイニーとの対戦に興味を示しており、アメリカのスターが激突するビッグマッチの可能性が浮上した。両陣営が契約成立に向けて奔走しており、試合が現実のものになる可能性はかなり高まっていた。 だが、ガルシアが方針を変更。今やガルシアの目論見はWBAスーパーライト級王者ロランド・ロメロとの世界戦だ。 Matchroom BoxingのYouTubeチャンネルでハーン氏は、ヘイニーvsガルシアが流れた件について言及。決裂に対してはいら立ちを隠せずにいるが、ガルシアが対戦相手変更を決めた理由を理解しているとも語った。 ハーン氏は次のように語っている。「ライアン・ガルシアは私に直接連絡を取り、『確認だけど、僕が戦いたいのはデヴィン・ヘイニーだよ』と言っていたんだ」 「オスカー（デラホーヤ）からも話はあり、エリック・ゴメスとも何度も話し合い、DAZNと協働してオファーを準備中だった。中東開催の可能性もちょっと耳にしてたんだ」 「ところが、彼は急にツイートした。『考えを変えた、ロリー・ロメロと対戦する』ってね。それもわかる」 「僕はライアン・ガルシアをレガシーを重んじ、真のトップファイターに挑むタイプの選手だと誤解していた。だが、彼が何を選択しようと、それで彼を非難するつもりはないよ」