契約更改を終えて会見する村上（撮影・尾崎　有希）

　大リーグ公式サイト「MLB.com」は2日（日本時間3日）、来季終了後のメジャー挑戦を表明したヤクルト・村上宗隆内野手（24）を紹介した。 【写真】来季の目標は…色紙を手に笑顔のヤクルト村上 　同サイトは「日本の強打者村上が2026年にMLB移籍を検討」と見出しを付けて、村上が来季について国内ラストイヤーになると語ったことを報じ「日本のトップスラッガーの一人が、2026年にメジャーリーグへの移籍を視野に入れている」と記した。 　また、村上が来年2月に25歳になることから、ロッテ・佐々木朗希と違ってマイナー契約しか結べない「25歳ルール」の対象にならないことも紹介した。 　そして、24歳ながらすでにNPBで836試合に出場し、通算224本塁打、600打点、OPS・945を記録するなど「すでに素晴らしい経歴を築いている」とこれまでの成績を称賛。2022年に記録した56本塁打についても「伝説の王貞治選手が1964年に樹立した55本塁打という記録を破り、日本生まれの選手の中でNPBのシーズン記録となった」と記した。 　村上は前日の契約更改交渉後の会見で「来シーズンは日本でやる最後のシーズンになると思うので。最終的に皆さん喜んでいただけるよう、笑顔で背中を押してくれるような成績を残したい」と語り、来季終了後にメジャー挑戦する意思を明かした。 　村上をめぐってはFOXスポーツやファウルテリトリーなど複数の米メディアもメジャー挑戦表明を報じており、注目の高さがうかがえる。