【青春のCM美女に聞く】中山エミリ(ポカリスエット)「アフリカでひたすらダチョウに乗る練習を」
ゾウとも共演
CMでは、アフリカの大自然をバックにゾウとも共演している。 「現地のサーカスの方が撮影のために連れてきてくれたんです。アフリカって、どこにでもゾウがいるわけじゃなくて、地元でも初めてゾウを見る方たちが多くて喜んでいましたね。そのゾウの横でポカリを飲むシーンを撮影していたら、向こうは『何それ?』って感じ。口を大きく開けてねだってきたので、ひと口あげたら、すごくおいしそうでした。ポカリはゾウが飲んでもおいしいみたいです(笑)」 なかばドキュメンタリーという手法で、中山の真剣なチャレンジを追い続ける同シリーズ。他の2作品も好評だった。 「『自転車編』はニュージーランドで撮影しました。ただでさえ普段、自転車なんて家の近所くらいでしか乗ったことがないのに、乗り慣れていないロードバイクなんだから大変でしたよ(笑)。吊り橋を渡ったり、険しい山道で自転車を押したり、ゴール地点の海までひたすら懸命にこぎ続けました。つらい表情はお芝居ではなく、本当にただただ苦しかっただけなんです」 「空中ブランコ編」はロサンゼルスで撮影。実際にサーカスで使用されるのと同じ高さのセットが用意された。揺れる空中ブランコからジャンプし、別の空中ブランコで足掛け逆さ吊りして待つプロに空中キャッチしてもらう大技に挑戦だ。 「高い場所はもともと苦手だったんですが、一日中、登っては落ち、登っては落ちを繰り返していくうちに慣れました。慣れるものですね(笑)。手のひらの皮が全部剝けちゃって、頭を洗うこともできず、メイクさんに洗ってもらいました。ご褒美にロスのディズニーランドに行けたのは、いい思い出でした」 さて、シリーズはラストの4作目の撮影になると、ついに過酷なチャレンジ編から一転。大好きな「これぞポカリスエット!」という「フレンズ編」が誕生する。 「自分が見てきた過去のCMに近いなぁって思いました。ラベルのブルーと白が似合う世界観。すごく好きな内容でしたね」