40歳の夫の「月収30万円」です。40代にしては少ない気がするのですが、同世代の男性の月収はどのくらいなのでしょうか?
年齢が40代に差しかかるとキャリアの節目ということもあり、給与の見直しをしようと考える人もいるでしょう。特に、40歳で月収30万円という給与について、同年代の男性と比較してどの位置にいるのかは、多くの人が気にするところかもしれません。 この記事では、40歳の男性の1ヶ月の平均月収と全年代の平均の月収について解説しています。また、収入を上げるための方法もご紹介しているため、参考にしてください。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
男性の平均年収
国税庁が2023年に行った民間給与実態統計調査によると、年代別における男性の平均年収は表1の通りです。なお、今回は賞与を含んだ年収を12ヶ月で割り、1ヶ月の平均月収として算出しました。 表1
※国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」を基に筆者作成 表1から、年齢が上がるごとに給与も比例して上がり、55歳~59歳の時点がピークとなっていることが分かります。ただし勤務している会社や業種により給与は変わる可能性があるので、参考程度にしてください。
40歳の男性で月収が30万円は低い?
前述から、40歳~44歳の1ヶ月の平均月収の約51万167円となっており、40歳で月収30万円の場合は平均よりも約20万円低いことになります。 1ヶ月の平均月収が20歳~24歳の時点で約23万2667円、25歳~29歳の時点で約35万7667円ということから、20代後半と同じくらいの月収といえるでしょう。
40代から年収を上げる方法
給与が上がる可能性として、以下の方法が考えられます。 ●業務に活かせるような資格を取得する ●副業を始める ●昇進や昇給を目指す ●転職する 昇格や昇進をして重要な役職に就くことで役職手当がついたり、業務に役に立つ資格を取得してスキルアップすることで資格手当がついたりすると、収入が高くなる可能性があります。 昇格や昇進、資格取得が困難な場合は、副業を始めると収入アップだけでなくスキルアップも見込めるでしょう。 また、現状の会社でこれ以上のスキルアップが望めないと感じる場合は、転職することも1つの方法です。これまで培ってきたスキルや経験を生かして、同じ業界でも管理職ポジションや給与水準が高い会社に転職できる可能性があります。
40歳~44歳の男性の平均月収は約50万円。40歳の男性で月収30万円は低い可能性がある
国税庁が2023年に行った民間給与実態統計調査によると、40歳~44歳の男性の平均月収が約51万167円となっています。40歳の男性で月収が30万円の場合、同年代の男性と比べると約20万円低い可能性があります。 現在の給与を上げたい場合は、業務に活かせるような資格を取得したり副業が可能な場合は副業を始めたりすると、月収が上がる可能性があります。また、これまでのスキルや経験を生かして、転職することも検討してみてください。 出典 国税庁 令和5年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告- 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部