一食の価値アリ! カレーマニアが注目する最先端の札幌スパイスカレー&スープカレー
テレビやWEBメディアで大人気の“カレーおじさん \(^o^)/”に今週食べたカレー&スパイス料理の中からイチオシを教えてもらう企画。今回は、北海道=スープカレーの概念をアップデートできるような、札幌カレーの今を知れる2店を紹介します。
【カレーおじさん \(^o^)/の今週のカレーとスパイス】
全国でさまざまなジャンルのカレー専門店が増え続けています。こと北海道・札幌でカレーと言えばやはりスープカレーが代表的ですが、今回はスープカレーの名店で修業の後にスパイスカレーのお店を開いたシェフと、東京でさまざまなスパイスカレーを作った後に札幌でスープカレーのお店を開いたシェフによる、2つのお店をご紹介したいと思います。
1.「スパイスカレー ハラッピ」
札幌発で全国に展開するスープカレーの大人気店「SAMURAI」で修業したシェフが、札幌は二条市場近くで「のんびりスパイス酒場harappi」を開店し、昨年南1条西13に移転して店名も「スパイスカレー ハラッピ」にリニューアルしました。
以前のお店より倍以上広くなり、ゆっくりとくつろげる空間。
カレーの他にもスパイスジェラートをメニューに加え、夜はおつまみカレーのセットもあってさまざまなニーズに対応してくれるお店となりました。
名物の「4種あいがけカレー」1,750円は和出汁パリップ、薬味たっぷり梅ラッサム、サグパニールの3種が固定、もう1種を選ぶシステム。カレーマニアには札幌発祥で全国に広がったと知られているパキスタン風チキンカレーをセレクトして注文。
見ての通り何とも彩り鮮やかなワンプレート! 見た目のみならず味もそれぞれ素晴らしく、特に梅ラッサムは個性が際立っていました。
それぞれのカレーと副菜が混ざり合った味も計算されていてバランスが良く、ほぐし身になるまで煮込まれたパキスタン風チキンカレーの鶏肉がすべてとつながり、最初から最後までおいしく、そのおいしさが変わっていく楽しさがあります。
「スパイスジェラート」360円は、3種あった中から栗とラム酒とオールスパイスのジェラートを注文。北海道らしく熊をかたどったモナカ形式で提供され、こちらも可愛らしいルックスです。そしてやはり味も素晴らしい。