木村拓哉、『グランメゾン東京』メンバーと5年ぶり再会もブランク感じず
◆三つ星シェフから受けた影響とは
――スペシャルドラマ『グランメゾン東京』では岸田シェフ、映画『グランメゾン・パリ』では「Restaurant KEI(レストラン・ケイ)」の小林圭シェフという三つ星シェフが監修されています。尾花という役を作るに当たって、お2人から受けた影響はありますか? 木村:岸田さんは、『グランメゾン東京』という作品を作るに当たって、ものすごく太い柱になってもらったなと思っています。発表会で壇上に上がってくる彼を見て、「カンテサンス」のシェフではありますが、『グランメゾン東京』のスタッフが三つ星を獲ったような不思議な感覚になりました。 ――若手の成長も描かれる本作ですが、木村さん自身が若手の方から影響を受けたことはありますか? 木村:皆さん、素晴らしい努力をされています。気づいたことがあればすぐに行動に移している姿をよく見かけます。なかには、僕に対してちょっと特別な感情をもってくださっていたり、「ご一緒できて光栄です」と言っていただく方もいて。その方々と一緒に作品を作っていくなかで、「なんだこいつ、つまらないな」と作品が終わったときにがっかりされないように…と思うので。「光栄です」の上をいきたいなと、作品へ取り組む姿勢に拍車をかけてくれる存在になっています。 スペシャルドラマ『グランメゾン東京』は、TBS系にて12月29日21時放送。 映画『グランメゾン・パリ』は、12月30日全国公開。