衆議院選挙を前に新たに有権者となる高校生にも関心を持ってもらおうと17日、伊那市の高校で出前授業が開かれました。 伊那市の高遠高校で行われた出前授業は3年生99人が受けました。授業は投票行動に役立ててほしいと県の選挙管理委員会が開いたもので、担当の職員が選挙の仕組みや投票先の決め方について説明しました。また、若者の投票率の低下が問題になっているとして政治に参加することが大切であると呼びかけました。 授業の後、希望した18歳の生徒20人がモバイル市役所の車両を活用した期日前投票所で実際に投票を行いました。 高校3年生 「自分が1票でも選挙に参加して投票することで少しでも政治が変わるなら参加しようかなという意識の変化がありました」 「一人一人が自分の意見を持ってちゃんとやる（投票する）ことが大事なのかなと思いました」 県選挙管理委員会ではこうした出前授業を定期的に実施することにしています。