苦戦中のアーセナルには得点力の増強が望ましい!? OBのプティ氏がギェケレシュとレオンの獲得を進言
やはりストライカーが必要か
元アーセナルのエマヌエル・プティ氏が、苦戦中のガナーズに対するアドバイスとして補強を進言した。 その発言があったのは、『INSTANT CASINO』のインタビュー内でのこと。プティ氏はまず現状の戦力について言及し、こう分析した。 「アーセナルはゴールを決めることができるが、攻撃陣を見てみると、カイ・ハフェルツはシーズン開始当初から素晴らしい活躍を見せていたものの、チーム内で起きたことのせいでここ数試合は苦戦している」 「一方、マルティネッリも苦戦している。今シーズンここまで、アーセナルで定期的に得点やアシストをしたのはサカとハフェルツだけだ。マルティネッリは2ゴール2アシスト。ガブリエル・ジェズスについては言及ない。彼はプレイしていないし、ベストシーズンにはプレミアリーグで14ゴールを決めていたからだ」 そしてプティ氏は、時折メディアの話題となるガナーズのストライカー不在についても発言。「アーセナルには、攻撃を決定づけるストライカーが必要だ。ハフェルツは典型的なストライカーではないが、シーズン開始からゴールを決めている。アーセナルが本物のストライカーとプレイしていたらどうなるか想像できるだろうか? アーセナルはまったく別のチームになるだろう」と現在よりも、もっと強くなることを示唆した。 そこでプティ氏は、そのストライカー不在を解消するために、ターゲットにすべき選手の名前を2人挙げている。 「もしアーセナルが1人の選手を獲得できるとしたら、スポルティング・リスボンのビクトル・ギェケレシュをストライカーとして獲得するだろう。ニコ・ウィリアムズはプレミアリーグには来ないなら、彼が獲得したい選手だ」 そしてもう一人については、「私はおそらくACミランの左ウイングのラファエル・レオンを選ぶだろう」と語った。 果たしてアーセナルの経営陣や監督はストライカー不在について、どのように感じているのだろうか。プティ氏の言う通り、もし今の攻撃力にプラスして、シーズン10ゴールでも取れるストライカーがいれば、確実にシーズンの終盤に響いてくる勝ち点の取りこぼしを極力少なくすることができるだろう。もしかしたらこの不調を機に冬の移籍市場で、得点力のあるストライカーの獲得に動き出すかもしれない。今後のアーセナルの動向に注目したい。
構成/ザ・ワールド編集部