フリーアナ吉田明世、ときには「いっちょやりますか!」今まで経験したことのないことお出かけスポットBEST3
2.潮干狩り、こんなに楽しいものとは…!
意外にも、私自身も初体験だった潮干狩り。今回はふなばし三番瀬海浜公園前の干潟にてチャレンジしました。 砂まみれになりそうだし、私は子どもたちのフォローに回ったり、写真を撮ったりしようかな、なんて思っていたのですが…た、楽しすぎる……。 あさりを見つけたときの喜び。これはまさに宝探しである。気づけば海水の水たまりに座り込み、子どもたちが迷子にならないように目を光らせながら両手であさりをあさりまくる母なのでありました。(おっと、失礼!) 子どもたちも貝を見つけてはうれしそうに持ってきてくれて、ヤドカリやカニなど生き物観察もできて大満足の様子。 そして、お家に帰って調理するところまでが潮干狩りの醍醐味(だいごみ)。スーパーに売られているものよりも塩抜きするのにかなり苦労しましたが、酒蒸し、パスタ、おみそ汁と自分たちで収穫したあさりを堪能させてもらいました!調理直前まで生きていたあさりの命をいただくという点でも、とてもいい食育につながったなぁと思います。 いやぁ。潮干狩り、楽しかった…。これは毎年の恒例行事にしたい!
3.田植えでお米の大切さを実感
夫の実家が岡山で兼業農家ということもあり、これはぜひいつか体験させてあげたかったことのひとつでした。 最初はお洋服汚したくない…泥のお水に入りたくない…と言っていた2人でしたが、今日はお着替えもあるし、思いきりどろんこになってもいいんだよ!と伝えると、吹っ切れたように目を輝かせ、黙々と苗を植えていました。 途中で転倒し、おしりの半分が真っ黒になっちゃったーと大笑いしながら、田んぼにいるカエルやザリガニなどいろんな生き物を見つけたりと満喫していました。 「田植えって、こんなに大変だと思わなかったよ~。じいじとばあば、いつも頑張ってくれてありがとうだね」という子どもたち。改めて農家さんが大切に育ててくれたお米、感謝の気持ちを持って1粒1粒残さず食べる意義を感じてくれたのではないかなと思っています。秋には収穫体験もできるみたいなので、また参加したい! そんなわけで、ついいつもの公園、いつもの遊びで日々過ぎて行ってしまいますが、ときには「いっちょやりますか!」と気合を入れて初めての体験をするっていうのも、とっても楽しいことなんだなと実感した今春。 もちろん、無理のない範囲で、ほどほどに、やれる範囲で、これからも子どもたちの初体験を提供できたらなと、毎度次の日身体がバッキバキになりながらも思っております! 文・写真/吉田明世 構成/たまひよONLINE編集部 ●記事の内容は2024年5月の情報で、現在と異なる場合があります。
吉田明世さん(よしだあきよ)
PROFILE 1988年生まれ。2018年5月に女の子を、2020年12月に男の子を出産した。TBSのアナウンサーを経て、19年にフリーとなり、東京FM「ONE MORNING」(月~金6時~9時)「THE TRAD」(月・火15時~16時55分)レギュラー。ほかにTV、イベント、コラム連載など幅広く活躍中。保育士資格のほか、絵本専門士の資格も取得。2022年、初の絵本「はやくちよこれいと」(インプレス)を出版。
たまひよ ONLINE編集部