劇的勝利でカラバオ杯優勝を果たすもクロップは判定に怒り爆発 「審判は試合のレベルに達していなかった」
グラフェンベルフが新たに怪我
25日にチェルシーとカラバオカップの決勝戦を戦い、延長戦の末、1-0で勝利を飾ったリヴァプール。ユルゲン・クロップ最後のシーズンでまずは1つめのタイトルを獲得した。 主力選手の怪我人が多く、若手選手たちも多く起用されたこの試合。苦しみながらも勝利したチームを称賛するクロップだが、試合後英『Sky Sports』にて、判定への不満を述べ、怒りを爆発させた。 「非常に激しく戦っていた2つのチームがあり、審判は試合のレベルに達していなかった。それが現状だ。それは残念だし、彼らはそれをネタにするだろうからね。ファウルじゃなかったのか?彼はファウルの笛すら吹かなかった」 「そしてそれから第4審が『カードは出せないので……』と説明した。ああ、いい考えだね。この子たちはやりすぎなのか、それとも速すぎるからなのかわからないが、あの状況では明らかだった。ドクターが私のところに来て、足首を踏みつけているのを見た。これでカードに必要なものはすべて揃った」 クロップが言及しているのは前半のMFモイセス・カイセドがライアン・グラフェンベルフに激しくタックルに行ったシーンだ。カイセドの足の裏がグラフェンベルフの足首を踏みつける形となったが、このプレイではファールも取られず、カードも出ていない。この接触でグラフェンベルフは負傷交代せざるを得ない状況となってしまった。 怪我の状況が心配されるグラフェンベルフについて、クロップは「悪くないことを願っている。レントゲンを撮ったので、骨折ではなく、靭帯か何か損傷があるのだと思う」と現在の状態についてコメントを残した。
構成/ザ・ワールド編集部