マテウス・ヌネスのSB起用に3バック? 怪我人だらけで迎えるマンチェスター・ダービーでペップが大胆なポジション変更を示唆 「まだ少し考えているところ」
リコ・ルイスも出場停止
マンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラは今節のマンチェスター・ユナイテッドとのダービーを前にポジションを大きく変える可能性があることを示唆した。 この対戦カードは今節の注目マッチでもあるが、シティは公式戦直近10試合で1勝2分7敗と大きな不安を抱えたまま挑むこととなった。特にペップの頭を悩ませているのがディフェンスラインの人選だ。 ジョン・ストーンズ、ネイサン・アケ、マヌエル・アカンジは現在負傷しており、今節も欠場の可能性が高い。またリコ・ルイスは前節のクリスタル・パレス戦でレッドカードを受けており、今節は出場停止となっている。ディフェンス陣の主力選手はルベン・ディアス、ヨシュコ・グヴァルディオル、カイル・ウォーカーと3人しか起用できない状況の中、ペップは次のように語っている。 「何をすればいいのか分からない。ウイングの何人かはサイドバックとしてプレイしなければならないかもしれないし、マテウス(ヌネス)がサイドバックとしてプレイできるかもしれない。あるいはウイングバックをウイングとして起用して、うしろは5枚でプレイするかもしれない。わからない。まだ少し考えているところだ」(英『Evening Standard』より) 中盤やウイングでここまでプレイしているヌネスのサイドバック起用や3バックを採用し、守備時にはウイングバックも下げた5バックにする可能性も示唆したペップ。ジャフマイ・シンプソン・ピュゼーをCBとして起用し、4枚の形も考えられるが、同選手はまだ19歳と若く、この大一番は荷が重いか。 現在の状況を打開するためにもマンチェスター・ダービーは勝利が必要だが、ペップはこの大一番でどんな手を打ってくるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部