米海兵隊員による性的暴行事件発覚 女性団体連絡協議会「米軍による綱紀粛正が機能していない」
沖縄テレビ
米海兵隊員の性的暴行事件が8日明るみとなったことについて、先月、県民大会を開いた女性団体連絡協議会は、アメリカ軍による綱紀粛正が機能していないと批判しました。 この事件は、2024年11月、沖縄本島内で30代のアメリカ海兵隊員の男が女性に性的暴行をし、ケガをさせた疑いで那覇地方検察庁に書類送検したものです。 県内では2024年6月以降、アメリカ軍による性的暴行事件が相次いで発覚し、女団協が再発防止を求める県民大会を先月、開いたばかりでした。 県女性団体協議会伊良波純子会長: 「またか」というのが率直な気持ちです。7月から私たちはこの活動、県民大会に向けて一連の行動を起こしていたわけですけれども、その最中にこういった事件が起きていたというのはとてもショック 女団協の伊良波会長は、アメリカ軍の綱紀粛正が機能していないと憤りを示し、今後も再発防止の取組みや被害者の救済を求めていく考えを示しました。 いっぽう、政府やアメリカ軍は、再発防止に向けた「新たなフォーラム」を開催するとしていますが、未だ実現していません。
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