県消防操法大会で好成績 厚狭北、高千帆分団が市長に報告【山陽小野田】
山口市の県消防学校で開かれた第71回県消防操法大会で、山陽小野田市消防団の厚狭北分団(長谷川明分団長)が応急操法ポンプ車の部で優勝、高千帆分団(平川裕美分団長)が同小型ポンプの部で3位の好成績を収めた。両分団長と出場した分団員の計8人が27日、市役所を訪れ、藤田剛二市長に報告した。 両分団は、8月4日の市大会で各部門を制し、9月14日の県大会でも訓練の成果を発揮。ポンプ車の部には5チームが出場し、厚狭北分団は2位に大差をつけた。長谷川分団長は「安全第一でミスが無かったことが勝因だろう」と語った。県大会出場は5回目で、小型ポンプの部では2回優勝している。次回は連覇を目指すと意気込みを述べた。 高千帆分団が出場した小型ポンプの部には12チームが出場。転ぶなどの減点はあったものの、タイムの速さなどで3位に食い込んだ。平川分団長は「タイムが出せたのは練習の成果が発揮できたから。よくやったと思う」と団員をねぎらった。県大会は8回目の出場で、2022年度に同部で準優勝している。 藤田市長は「一発勝負の中で結果を残したことは大きな誇り。今後の活動にも大きな力になるだろう」とたたえた。