「斉藤ブラザーズ」、5・29後楽園で「THE END」と世界タッグ初防衛戦…兄ジュン勝てば「好物」解禁「防衛して甘いモノをリングで食べる」
全日本プロレスは13日、東京・湯島の事務所で29日の後楽園ホール大会で世界タッグ王者「斉藤ブラザーズ」の斉藤ジュン、レイがパロウ、オディソンの「THE END」と初防衛戦を行うことを発表した。 パロウは193センチ、140キロ、オディソンも190センチ、125キロと超大型タッグの「THE END」。自ら世界タッグへの挑戦を掲げ2019年以来、約4年半ぶりの王道マット参戦が実現。斉藤ブラザーズへ「世界最強のタッグチームは俺たちだ」とメッセージを送った。 193センチ、115キロのジュンと192センチ、145キロのレイとの戦いは、スーパーヘビー級のド迫力ファイトが期待されるが、ジュンは「かわいそうなぐらい叩きつぶしてやるよ。DOOM」と挑発し、レイは「THE END」のメッセージを聞き「俺たち斉藤ブラザーズをなめている。俺たちがおまえたちをボコボコにして世界にも通用するタッグチームだって証明してやるぜ。ぶっ倒してやる!楽しみにしてろ!」と怒りを炸裂させた。 前日の12日の横浜BUNTAIでチャンピオンカーニバル(CC)が終了。会見では、弟のレイが途中で退席すると大好物の缶ビールを持ち込み「チャンピオンカーニバル終わってシリーズ休みなったから、俺の好きなビール飲みながらやってもいいだろう」と胃袋に流し込むと隣でジュンは、うらめしそうな視線を送り「俺には何もない」とつぶやいた。 斉藤ブラザーズは、CCの5・3仙台大会での「兄弟対決」で負けた方が好物を封印することを宣言。ジュンは「甘いモノ」、レイは「ビール」をかけた試合はレイが勝利し以来、ジュンは大好きな「甘いモノ」を口にできない日々が続いている。 しかし、ジュンは好物が封印となった「憎しみパワー」でCC優勝戦に初進出。宮原健斗に敗れたが壮絶な一戦にレイは試合後、甘いモノ解禁を告げたが兄は拒否した。一夜明けた会見でも弟は甘いモノ解禁を再度、許可したが「絶対に食べない。これで食べたらダサイし格好悪いからな。負けは負けだから、ヤッパ食べない」と宣言。しかし、隣でうまそうにビールを飲む弟へ「何も隣で飲まなくていいんじゃないか?」と恨み言をこぼし「隣でおいしそうに飲んでいるのを見てとても苦しい。それでも俺は負けは負けだから甘いものを食べない」と決意した。 記者からは「甘いモノ」解禁のタイミングを聞かれジュンは「それはまだ考えている、何が正解なのか?さすがに来年のチャンピオンカーニバル待つことはできないから…どうしようかな?」と思案すると弟が「だったら挑戦状をたたきつけているTHE ENDに勝ったら今度こそスイーツ解禁でいいんじゃないか?」と提案された。これに兄は「あと何日だ?2週間ぐらいか…」と思いを巡らすと「わかった。そうだな…2週間は結構長いし、正直、そこまで我慢するつもりもなかったんで。まぁいいな。THE ENDを叩きつぶして世界タッグを防衛して甘いモノをリングで食べる。すばらしいじゃないか。よし決定だ」と初防衛成功で大好物解禁を宣言した。ただ、試合まで16日間あるため「あと2週間、想像を絶する。この甘いものを食べられない憎しみパワーをTHE ENDにぶつけたいな」と掲げていた。
報知新聞社
【関連記事】
- 宮原健斗、斉藤ジュンを破り「CC」5年ぶり2度目の優勝「新時代?叩き潰してやるぞ」5・29後楽園で安齊勇馬の三冠挑戦へ…横浜BUNTAI全成績
- 斉藤ジュン、「CC」初優勝をかけた宮原健斗との「優勝戦」へ予告「宮原に甘い物を買いに行かせてリングの上で食べる」…5・12横浜BUNTAI
- 全日本プロレス第99代世界タッグ王者の斉藤ブラザーズが3度目の兄弟対決へ意欲 5月3日に夢メッセみやぎで
- 「斉藤ブラザーズ」、諏訪魔&鈴木秀樹を破り世界タッグ奪還…試合後「ヒール卒業」宣言「俺たちが全日本を盛り上げる」…3・30大田区全成績
- 65歳越中詩郎、デビュー45周年記念日…青柳優馬&斉藤ジュンを相手に大暴れ…3・5後楽園全成績