鹿児島で10万羽殺処分開始 鳥インフル、全国15例目
鹿児島県は20日、霧島市の肉用養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの疑い事例について遺伝子検査を実施した結果、陽性と確認したと発表した。飼育している約10万羽の殺処分を開始した。今季、養鶏場などで感染が確認されたのは全国15例目、県内2例目となる。 県は感染拡大防止のため、半径10キロ圏内にある72農場で飼育されている計677万羽の移動や搬出を制限した。 県によると19日午後2時半ごろ、家畜保健衛生所に死んだ鶏の数が増加していると連絡があった。簡易検査した10羽全てが陽性だった。