「7年に1度」長野・善光寺の御開帳が始まる
善光寺の宿坊への宿泊も
善光寺参拝の楽しみの一つは宿坊の宿泊です。精進料理などが楽しめるほか、それぞれの宿坊にいる住職の話を聴くなど善光寺ならではの体験ができます。また、JR長野駅から善光寺まで約2キロメートルの表参道にはお香やアンズ菓子の店、そば屋などが並び、買い物や食事を楽しみながら仲見世や本堂に向かうことができます。 善光寺の本堂はたびたびの火災で焼失し、現在ある国宝の本堂は約300年前の建立。ほかに山門(三門)、経蔵、釈迦堂・釈迦涅槃像などの重要文化財があります。 御開帳期間中、長野市内は土・日曜日を中心に市内各所で渋滞が予想され、特に4月29日は市内全域で激しい渋滞となる見込みです。高速道路は長野ICが混雑するため、関係機関はその前後の更埴ICか須坂長野東ICの利用を勧めています。 《期間中の主な行事》 4月11日=全国善光寺会お練り大法要、4月25日=中日庭儀大法要(天台宗)、5月5日=仏都花まつり、5月9日=中日庭儀大法要(浄土宗)、5月11日=東日本大震災追悼法要、5月15日=世界平和祈願万国戦没英霊大供養会、5月17日=篠ノ井大獅子奉納、5月31日=御開帳結願大法要、6月1日=前立本尊御還座式 (高越良一/ライター)